主演を含む、現在3本もの出演映画が公開中、幅広い映画やドラマでその演技が評価され、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの女優・篠原ゆき子が主演を務め、親友役の倉科カナは長かった髪の毛をばっさり切って役を作りこみ撮影に挑んだ本作品。
女優たちの名演技によって、悩みの袋小路に追い込まれた人たちのとんでもない感情の爆発がリアルに伝わってくる、まさに「女たちの記録」となっています。
この度、新進気鋭のシンガーソングライター・Little Black Dress が本作品の主題歌をカバーしたイメージソングを制作することが決定。本作品の主題歌となったのは、荒木一郎氏が歌う「妖精の詩」。歌詞の内容がストーリーとも絶妙にマッチしたこの楽曲は、劇中にて倉科カナが演じる「香織」の父親が過去に好きでよく聞いていた曲という設定で、香織が印象的なシーンで口ずさむなど、重要なエッセンスとなっています。
2019 年にインディーズデビューをした Little Black Dress は、デビュー後に数々の歌謡曲をカバー、独自の「歌謡ロック」を確立し話題に。オリジナル曲も 120 曲以上制作するなど勢力的に活動しています。先月 11 月 3 日の自身の 22 歳の誕生日に Billboard Live 横浜にて開催したライブはチケット完売、今月 12 月 24 日に丸ビルで開催予定の「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」でのステージや、12 月 27 日には Billboard Live 東京での初ライブも決定するなどこれからまだまだ目が離せない実力派・注目アーティストが映画を彩る「女たち」の 1 人に加わります。彼女の魅せる昭和歌謡の名曲の新たな一面に、ぜひご注目下さい。
【コメント】
この度、映画「女たち」のテーマ曲となっている、荒木一郎さんの妖精の詩をカバーさせていただきました。まるで一つの小説を読んでいるかのような荒木さんの素敵な楽曲達は、以前から愛聴していたのですが、この「妖精の詩」とは、カバーのお話を通じて、初めて出会いました。
”さみしくないとは 云えないけど”
大人になるとつい飲み込んでしまうような本心に寄り添ってくれるこのフレーズが大好きです。映画「女たち」も、一足先に観させていただき、どれだけ哀しくて苦しくても、実は希望って小さいものからでも自分で作り出せるのだと気付かされるとても素晴らしい作品でした。人間の、本当の姿が描かれているように思います。まさに、“生きていく”ことを改めて考えさせられた 2020 年を映し出しているようなこの作品と、生きてゆく中での、悲しみ、憎しみ、虚しさを儚くも美しく魅せてくれるこの楽曲は、我々の日常へ寄り添い、希望を導いてくれる妖精のような存在です。今だからこそ、たくさんの方に見て欲しいです。
Little Black Dress
【ストーリー】
主人公の美咲は、母の介護をしながら地域の学童保育所で働いている。東京の大学を卒業したものの、就職氷河期世代で希望する仕事に就くことができず、恋愛も結婚も、なにもかもがうまくいかず、40 歳を目前にした独身女性である。娘を否定しつづける毒母、そんな母に反発しながらも自分を認めてもらいたいと心の奥底で願う娘。そこに「介護」という現実がのしかかってくる。お互いに逃げ出したくても逃げ出せない。あるとき、美咲が唯一心のよりどころとしている親友・香織が突然命を絶ち、いなくなってしまう。美咲にとって、養蜂家として自立する香織は憧れだった。美咲の心もポキリと折れ、崩壊へと向かっていく。
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映画『女たち』2021年 春公開
(C)映画「女たち」製作委員会
からの記事と詳細 ( ねぇ、生きるって、なに?2021年春公開映画『女たち』イメージソング制作決定 - 映画の時間編集部 )
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