パレスチナのガザ地区をめぐる武力衝突が21日、停戦を迎えた。11日間で200人を超える人々の命が奪われ、日増しに強まる国際社会からの要請を受けての停戦となった。イスラエルとイスラム組織ハマスの双方が「戦果」を強調するが、パレスチナをめぐる根本的な問題はなにも解決していない。
衝突の火種が生まれたのはユダヤ教やイスラム教、キリスト教に共通する聖地エルサレムだった。イスラム教徒の断食月(ラマダン)が始まった4月中旬以降、イスラエルの占領下にある東エルサレムで、イスラエル当局とパレスチナ人との間で衝突が相次ぎ、徐々に対立がエスカレートした。
ハマスが5月10日、「聖地に対する攻撃への報復」としてエルサレムに向けてロケット弾を発射。これを引き金に、主な現場をガザ地区に移して戦闘状態となった。
「過去にない激しい空爆だ」
停戦までのガザ地区での死者は232人(子ども65人、女性39人含む)、負傷者1900人。イスラエル側の死者も12人にのぼった。ガザ地区で約2千人が犠牲になった2014年以来の激しさに発展した。
ガザ地区の人々からは「過去にない激しい空爆だ」との声が聞かれた。イスラエル軍はガザ市など中心部の市街地や住宅地にあるハマスの拠点を次々と標的とし、多くの民間人も巻き添えで犠牲となった。
ガザ地区に「安全な場所はない」
標的がある程度限定された過…
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