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Wednesday, April 8, 2020

働き方改革特集④ 職員手帳で理念を共有 みずほ厚生センター - 大分合同新聞

法人の目指す理念や職員のキャリアパス制度などを盛り込んだ職員手帳。やりがいを持って働くための意識共有に役立てている

法人の目指す理念や職員のキャリアパス制度などを盛り込んだ職員手帳。やりがいを持って働くための意識共有に役立てている

 従業員やセクションの多い組織では、質の高い仕事を維持するための上手なかじ取りが課題になる。障害児、高齢者、生活困窮者などを対象に福祉サービスを提供する社会福祉法人「みずほ厚生センター」(臼杵市江無田、大塚恭弘理事長)は、組織の理念や職員に求められる資質を説明した職員手帳を作成。全職員に配り、朝礼などで内容を繰り返し確かめている。

 経営理念が示す「共育・共生の地域づくり」の「共育」「共生」とは何か。一般職、管理職に必要とされる姿勢はどういうものか。一つ一つの用語に注釈を付けて理解が深まるよう促し、「どの職員も同じ方向を向いて仕事を果たせるよう努めている」と高橋智秀事務局長(54)は話す。

 手帳の原型となるクレド(信条)は2010年に作っていたが、17年には人事考課制度や就業規則も盛り込んで手帳にした。職員がキャリアパスを描く上で使える座右の書としての機能を持たせている。

 ビジョンを共有するとともに、一人一人が働きやすい環境の整備も進める。約240人の職員の3分の2を女性が占めることから、子育て中の女性職員も働き続けられるよう、最低4時間勤務から選べる短時間正社員制度を運用。社会福祉士などの資格取得者への報奨制度も導入し、法人の目指す「学習する集団」のレベルアップを後押しする。

 ハードな職場といわれ、人手不足に悩む介護現場だが、同センターでは同業種などからの中途採用者が増えているという。昨年度以降、目標を3人上回る21人を採用している。

 高橋事務局長は「長期的には人口減に伴い人材確保がもっと難しくなるだろう。高齢者や障害者も働きやすい場を設けるため、仕事の切り分けを進めていく」と話している。

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