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Monday, February 1, 2021

菅田将暉主演で密室劇「CUBE」をリメイク!男女6人に杏、岡田将生、斎藤工ら(動画あり / コメントあり) - ナタリー

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菅田将暉主演でヴィンチェンゾ・ナタリ監督作「CUBE」がリメイクされることが明らかに。岡田将生、田代輝、斎藤工吉田鋼太郎も出演する日本版「CUBE」が、10月22日より全国で公開される。

左から「CUBE」キャラクタービジュアル(後藤裕一)、「CUBE」ティザービジュアル。

左から「CUBE」キャラクタービジュアル(後藤裕一)、「CUBE」ティザービジュアル。

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「CUBE」は立方体の部屋に閉じ込められた男女6人の姿を描く密室サスペンス。1997年に公開されたカルト的な人気を誇るカナダ映画で、のちに続編も製作された。日本ではナタリが初めて公認したリメイク版として公開される。

左上から時計回りに菅田将暉、杏、岡田将生、吉田鋼太郎、斎藤工、田代輝。

左上から時計回りに菅田将暉、杏、岡田将生、吉田鋼太郎、斎藤工、田代輝。[拡大]

菅田は29歳のエンジニア・後藤裕一役で主演。37歳の団体職員・甲斐麻子に杏、31歳のフリーター・越智真司に岡田、13歳の中学生・宇野千陽に田代、39歳の整備士・井手寛に斎藤、61歳の会社役員・安東和正に吉田が扮した。何1つ接点のない6人が殺人的なトラップに襲われながら、キューブからの脱出を試みるさまが描かれる。現在、特報がYouTubeで公開中だ。

監督は「MANRIKI」の清水康彦、脚本は「おっさんずラブ」「私の家政夫ナギサさん」の徳尾浩司、音楽は「今際の国のアリス」のやまだ豊が担当。ナタリ本人はクリエイティブ協力として参加している。撮影は2020年10月から11月にかけて東京都内で実施。全員そろいの囚人服のような衣装を着た6人のメインキャストが、謎の立方体CUBEの1セットだけでの撮影に臨んだ。

菅田は「撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。映画というよりは演劇的空間の中で、共に過ごした演者のみなさんとは奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。こんな映画です、とカテゴライズするのはとても難しいです。実験的なエンターテインメントを楽しんでもらえたら何よりです」とコメントしている。そのほか5人のキャストと清水、製作陣によるコメントは下記の通り。

菅田将暉 コメント

この場所がなんなのか。
自分は、何者なのか。
立ちはだかる理不尽を前に
何の為に生きるのか。
こんなにしんどいのに
何故生きるのか。
何が、怖いのか。
僕らは何と戦っているのか。
もっと楽な道はないのか。
そこで笑っている君は幸せなのか。

撮影しながらも頭の中には疑問だらけでした。
映画というよりは演劇的空間の中で、
共に過ごした演者のみなさんとは
奇妙な連帯感がいつしか芽生えていました。
こんな映画です、とカテゴライズするのは
とても難しいです。
実験的なエンターテインメントを
楽しんでもらえたら何よりです。

杏 コメント

「CUBE」キャラクタービジュアル(甲斐麻子)

「CUBE」キャラクタービジュアル(甲斐麻子)[拡大]

あの名作に参加できるのだ!ととても嬉しく思いました。
CUBEのスタジオセットを目にしたときに、感動したと共に、これは大変だ、とも思いました。
一つの空間の中で作り上げることはとても大きな挑戦になりました。
現場に参加していても、完成はどうなるのか実際には見られていません。
閉じ込められた数人の男女がどのように立ち向かっていくのか、それぞれのドラマを見ていただければと思います。

岡田将生 コメント

「CUBE」キャラクタービジュアル(越智真司)

「CUBE」キャラクタービジュアル(越智真司)[拡大]

ほんとに楽しかったです。こんな素敵な方々と一緒に映画を作れて幸せでした。CUBEの空間は異様で、あのセットも僕たち同様にキャストでした。色々な想像をさせてくれてお芝居の手助けをたくさんいただきました。クランクアップをした時は本当に脱出した感覚でしたし、この映画を見てくれる方も映画館から脱出する感覚で見てもらえる作品なのではと思います。

田代輝 コメント

「CUBE」キャラクタービジュアル(宇野千陽)

「CUBE」キャラクタービジュアル(宇野千陽)[拡大]

出演が決定した時は、喜びと同時に不安もありましたが、監督をはじめ、大先輩の共演者の方々、スタッフの皆様に支えられて、なんとか撮影を終えることができました。すべてが衝撃的な内容になっていると思うので、僕自身公開が楽しみです!

斎藤工 コメント

「CUBE」キャラクタービジュアル(井手寛)

「CUBE」キャラクタービジュアル(井手寛)[拡大]

20年以上前に劇場(CUBE)で喰らったカナダ映画
ヴィンチェンゾ・ナタリの「CUBE」と言う衝撃
そこから今日まで様々な展開がなされて来た「CUBE」と言う映画的ソース
コロナ禍の中、世界中が家と言う“CUBE”にステイホーム、巣ごもりを余儀なくされた今こそ
そして清水康彦監督の手によって
この「CUBE」の正体、核心に迫れる作品になるのではないかと必然を感じています

吉田鋼太郎 コメント

「CUBE」キャラクタービジュアル(安東和正)

「CUBE」キャラクタービジュアル(安東和正)[拡大]

先ず、才能に溢れた5人の共演者の方々とご一緒できた事が何よりの幸せであり刺激でした。
しかも逃げ場の無い密室での長時間の緊張感漲る駆け引きは、これまでの俳優人生に於いても初めての経験であり、得難い体験をさせて貰いました。共演者の方々、監督始め全てのスタッフに感謝したいです。
さて、あの密室で、あの閉塞感の中で繰り広げられた僕達の演技がスクリーンの上にどのように映し出されるのか、本当に楽しみです。観客の皆さんと一緒にワクワクしながら上映を待ちたいと思います!

清水康彦 コメント

CUBEがもたらす圧倒的秩序には誰も抗えない。
本作を作る我々もCUBEに入ったようなものでした。
(同じ場所でずっと撮影しましたから)
そして、自分自身と向き合うことになる。
己という深淵に潜むのは、希望か絶望か。
まもなく、あなたもCUBEの中。
いや、既に中に入っているのかもしれません。

製作陣 コメント

企画意図

シンプルな設定から生まれる極上のサスペンスと究極の人間ドラマ。カナダ発のスリリングな「CUBE」の世界観と精神を忠実に守りながら、それを様々な苦難を乗り越えてきた日本人に反映させたらどうなるだろうか? それが企画の原点でした。「自分」がさらけ出される空間で、どんなぶつかり合いと気づきが生まれるのか、日本でこの「人間」と「人間性」のサバイバル・ストーリーをリメイクする意味を模索しながら、作品を作り上げています。登場人物たちと共に「CUBE」に思いきり翻弄される映像体験を是非ご期待ください!

キャスティング理由

メインキャストは年齢も性別もバラバラな6名のみ、と考えた時に、各世代を代表するような方々をこの空間に集結させたい、という想いがありました。それぞれが唯一無二の存在でありつつ、どこかにいそうでもある。特にストーリーの主軸となっていく後藤という役には、「いま」をリアルに体現してもらう必要があり、真っ先に思いついたのが菅田将暉さんでした。お互いに共演歴がありつつも、意外性と新鮮さを感じられる組み合わせとなった超豪華なドリームチームが揃い、しびれるようなぶつかり合いを繰り広げていただいています。

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(c)2021「CUBE」製作委員会

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