画像はYouTubeより
今回は人工知能(AI)を活用し、この世に存在しないアイドルを生み出す「アイドル自動生成AI」をご紹介したい。京都大学発のAIスタートアップである株式会社データグリッドが過去に発表し、話題を呼んだものだ。当時、SNS上では「なにこれすごい」「適度な普通感!」などのコメントが見られた。
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誰も実際にアイドルグループに所属していそうな女性に見えるが、彼女たちはAIが生み出した架空の人物なのだ。アイドルと言っても、実際のアイドルがそうであるように、輪郭や髪型、耳の形、唇の厚さはさまざまである。
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本ツールはディープラーニング(深層学習)を応用した「GAN(Generative Adversarial Network、敵対的生成ネットワーク)」と呼ばれる技術を活用しているAIに、アイドルの顔画像を学習させた。AIがアイドルの特徴を捉えることで、架空のアイドルの顔画像を高解像度(1024×1024)で生成できるという。
ニュースリリースより
そのほか、データグリッドは2018年には株式会社アエリアと共同で、GANを基幹技術として採用することで、アニメのキャラクターを自動生成できる「キャラクター自動生成AI」を発表した。
同社は2019年にはGANを活用することで、実在しない人物の全身画像を高解像度(1024×1024)で自動生成できる「全身モデル自動生成AI」も開発している。
データグリッドは2020年にはイメージナビ株式会社とともに、写真に写る6名の女性のなかから「1名だけ存在する実在の人物」を当てるというキャンペーンも実施した。一見すると、だれも実在の人物のようだが、実は6名のうち5名はAIが作成した架空の人物なのだ。正解は以下の記事まで。
AIでディズニーのキャラを実写化! リアルなので見てほしい
Ledge.ai編集部の本コーナーでは、AIを活用した「すごい!」「おもしろそう!」といった画像変換技術をご紹介している。なかでも、過去にご紹介した『美女と野獣』や『アナと雪の女王』などに登場する、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの有名キャラクターたちを実写化するプロジェクト「In real life」は反響が大きかった。
気になる人は以下の記事もあわせてチェックしてほしい。
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