TVアニメ「機動戦士ガンダム」、いわゆる“ファーストガンダム”が放送されてから40年以上経った現在でも、絶大な人気を誇るガンダムシリーズ。中でも“赤い彗星”の異名を持つシャア・アズナブルは、主人公であるアムロ・レイと並ぶ、ガンダムシリーズの顔といっても良いほどの人気キャラクターです。 【画像:ランキング34位~1位を見る】 そこで今回は、シンプルにカッコいいセリフから、自身の弱さを垣間見せる人間くさいセリフまで、数あるシャアのセリフの中から3つをピックアップして紹介します。
●認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ちというものを
TVアニメ第1話「ガンダム大地に立つ!!」で登場したセリフです。地球連邦軍のV作戦を察知したシャアは、独断で連邦側のコロニーであるサイド7に偵察を送り出します。しかし、その際に部下が手柄を立てようと焦ったことでアムロの乗るガンダムに返り討ちにされ、結果的に2機のザクを失うはめに……。その際、自身の判断で失敗してしまったことに対してシャアがこの言葉をつぶやきました。 しかしその後、シャアはまったく悪びれる様子もなく、上司であるドズルにV作戦を発見したことを淡々と報告し、破壊されたザクの代わりとなるモビルスーツの補給を要請します。
●ええぃ! 連邦軍のモビルスーツは化け物か!
第3話「敵の補給艦を叩け!」で登場したセリフです。第3話では、補給の隙をついてガンダムとコア・ファイターを出撃させてきたホワイトベースに対し、シャアが自ら専用のザクに乗って応戦します。 「MSの性能の違いが戦力の決定的差ではないということを教えてやる!」と意気揚々とガンダムに挑みますが、相手は未熟なパイロットであるにもかかわらず思わぬ苦戦を強いられたことから、この言葉を発しました。「ええぃ!」という言葉からも、普段は冷静沈着なシャアが相当苛立っていることがわかりますね。
●坊やだからさ
第12話「ジオンの脅威」で登場したセリフです。第12話では、シャアの策略によって戦死したガルマ・ザビの国葬の様子が描かれ、その中でガルマの兄ギレン・ザビが世界中に演説を発信します。 その中で、ギレンが「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ! なぜだ?」と問いかけた際に、その放送をバーでグラスを傾けながら視聴していたシャアが、この言葉を小さく漏らしました。無警戒に人を信じすぎた結果、命を落とすことになったガルマを、シャアらしく表現したセリフです。 ここまでシャア・アズナブルが「機動戦士ガンダム」内で発したセリフから、3つを紹介しました。あなたの心に残ったシャアの名言はなんですか?
ねとらぼ調査隊
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