普段はのどかな地域が騒然となった。男が立てこもる現場近くでは規制線が敷かれ、サイレンを鳴らした多くの警察車両が行き交う。防災無線からは外出を控えるよう放送が流れ、夜になっても発砲音が相次いで響くなど、緊迫した状況が続いた。住民は「いつもは静かな地域なのに」と驚きを隠さなかった。
「銃を持って逃げている人がいます。屋内から出ないようにしてください」。現場付近では、防災無線から注意を促す放送が繰り返された。近くの60代女性は「びっくりした。怖くなって家の鍵を閉めた。こんな経験したことない。一体なにが起きたのか。心配だ」と声を震わせた。
近くで教科書販売店を営む70代男性は「店の中にいたら警察か消防か分からないが、大声を張り上げていて驚いた。外に出ると消防の人から危ないから早く帰ってと言われた」と話した。
市立平野小では児童は全員下校していたが、校庭で遊んでいた数人をすぐに校舎に避難させたという。松井真由美教頭は「子供たちの安否確認を職員で手分けして確認している」と心配そうな様子で話した。
居酒屋を営む30代男性は「発生当時は子供の迎えで駅に行っていた。まだ犯人が捕まっていないし、安全一番なので、今日はお店を閉める」と表情をこわばらせた。
続きを表示
からの記事と詳細 ( 3人殺害、立てこもり…のどかな土地に恐怖「一体なにが起きたのか」 - スポニチアネックス Sponichi Annex )
https://ift.tt/JIkpPtK
No comments:
Post a Comment