世界各国の15歳を対象とする学習到達度調査「PISA」(ピザ)の2022年の結果が公表され、日本は世界トップクラスの成績でした。そもそも誰が、何を目的に調べているのでしょうか。「順位」が大事なのでしょうか。
Q どんな調査なの?
A パリに本部を置く国際機関「経済協力開発機構」(OECD)が00年に始め、3年に1回のペースで続けてきた。日本の教育行政に大きな影響を与えてきた調査として知られているんだ。
特に2回目のPISAの結果が04年に発表されたときは、読解力が8位から14位に、数学的リテラシーが1位から6位に下がり、「PISAショック」と呼ばれた。文部科学省は07年、全国学力調査を43年ぶりに復活。知識を問うA問題と並び、応用力をみる「B問題」を盛り込んだ。教育現場では「PISA型学力」と呼ばれ、実生活への活用を重んじる流れが定着したんだ。
直近の調査は、当初は21年に予定されていたが新型コロナウイルスの影響で実施できなかった。22年に延期して行われ、次回は25年の予定だ。
Q どうして15歳が対象なの?
A PISAはOECDに加…
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