
携帯電話が普及する前、我々はどこかで「待ち合わせ」をしなくてはならなかった。 そして「噴水」こそが、都市における待ち合わせ場所の代表格だったのである。 【写真】この記事の写真を見る(4枚) なぜ人々は集合場所として噴水を選んだのか。「水場に集まりたがる」という動物的本能を刺激しているから、というのも理由の一つだろう。広場や公園といった人工的な公共空間において、水の流れる様子は風景のアクセントとなり、わかりやすい目印として機能したから、ということも考えられる。
人々がすい寄せられるように集まる“噴水”という現場
ここで注意しておきたいが、ただ水を循環させるだけの噴水それ自体には、なんの生産性もない。当たり前だが、地下から水が湧いて出てくるホンモノの泉とは、意味においてまったく異なる。清らかなイメージを表現するためだけの人工泉、水場の仮想空間に過ぎないのだ。 しかしそれこそが、噴水が待ち合わせスポットとなる最大の理由ではないか。そうした無意味な空間だからこそ、人々はそこで「なにもしない」ことが許される。ただ集まるだけ・待つだけという時間を過ごすのに、ぴったりな場所だったのだ。 誰とも知らぬ人々が、無目的に集まる場所。それはまた、危ういバランスで保たれている不安定な場所でもある。それでも噴水が大きく水を吹き上げているうちは、まだ大丈夫。 しかしいったん水の流れが澱んでしまえば、たちまち怪談が生まれてしまう。 大阪・梅田地下街にある「泉の広場」には、謎の「赤い女」が出没する……。噴水と怪談の組み合わせとしては、日本一有名なエピソードだろう。
「赤い女」は大笑いしながら、異様な早さで近づいてきた
赤い女の目撃譚が、いつ頃から大阪で語られていたかは不明だ。ともかくインターネット上でよく参照されるのは、2002年6月21日、2ちゃんねるオカルト板『不可解な体験、謎な話~enigma~ Part4』スレッドに投稿された書き込みとなる。投稿者(おそらく女性)の体験自体は1999年頃となるようだ。 通勤のために泉の広場を通っていた投稿者は、しばしば「ヘンな女がうろついていた」のを目撃していた。30歳前後、髪が長く小柄で、いつも赤色の古めかしいドレスのような服を着ている。 ある日の仕事帰り、投稿者は、赤い女が噴水ごしにこちらを睨んでいることに気づく。次の瞬間、体が金縛りにかかったように硬直。さらに、いつもふらふらしている女が異様な素早さで近づいてきた。長い髪とドレスの裾を振り乱し、もの凄い顔で大笑いしているが、周囲の誰もがそれを気にせず通り過ぎていく。女は、自分のすぐそばで顔を覗きこむ。 すると、その眼球はすべて、黒目に変わっていた。 「もうあかんって思ったときに、いきなり誰かがぎゅっと腕を掴んできた」 それは見知らぬ男だった。「静かにして」と彼女に囁き、赤い女を睨みつける。すると女は手出しができなくなったようで「……殺す…」と呟き、その場を立ち去った。その後、「とり殺されたくなかったら、もう通らんとき」と男に言われ、泉の広場に近寄らないことを約束させられたという。 この体験談が大きな反響を呼び「自分も似たような女を知っている」「女にまつわる奇妙な体験をした」などの報告が続出。『大阪泉の広場に出る赤い女』なる専用スレッドまでたてられた。
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June 13, 2020 at 03:00PM
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異様な早さで近づいてくる……梅田・泉の広場の“赤い女”が2002年から姿を消したのはなぜ(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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