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Sunday, June 14, 2020

鉄道の“盲腸線”ってなに? 旅情をかき立てる全国48路線(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース

―[シリーズ・駅]―  全国の鉄道の中には、アッという間に終点に着いてしまう距離の短い路線は多い。なかでも起点、または終点の駅がどん詰まりで、別の路線への乗り換えができない路線のことを「盲腸線」と呼ぶ。 ⇒【写真】全国の盲腸線  先端が細長く伸びている臓器の盲腸になぞらえて呼ばれるようになったわけだが、国鉄時代は現在の倍以上の盲腸線が存在。現存する路線もその多くがローカル線で、沿線には野山や海など自然が広がり、旅情をかき立ててくれる。

終着駅は教会風の駅舎

 最初に紹介するのは、九州・天草諸島(熊本県)の玄関口、三角半島(宇土半島)を走るJR三角線。半島の付け根に位置する宇土駅から終点の三角駅までの25.6kmの路線だが、左右どちらの窓からも海を間近に眺めることができる。なぜなら途中で半島中央部を斜めに突っ切る形で線路が伸びているからだ。  終着の三角駅はまるで教会を思わせる造りで、観光特急『A列車で行こう』の運行が始まった2011年に合わせてリニューアル。デザインを担当したのは、超豪華クルーズトレイン『ななつ星in九州』など数々の列車や駅を手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏だ。  コンセプトの「16世紀大航海時代のヨーロッパ文化」「古き良き“あまくさ”」の通り、歴史の息吹を感じるレトロモダンな駅舎になっている。  また、訪れたらぜひ立ち寄りたいのが駅前にある『海のピラミッド』。建物の上からは、天草の島々や海が一望できる絶景スポットになっている。

SLや給水塔、回転台が保存

 続いて紹介する鳥取県の若桜鉄道(わかさてつどう)。県などが出資する第三セクターで、郡家駅と若桜駅の19.2キロを結ぶ山間部を走るローカル線だ。もともと国鉄若桜線として1930年に開業し、沿線には当時のまま古い木造駅舎の駅もある。  終着駅の若桜駅も登録有形文化財に指定されており、駅舎は小ぢんまりしているが構内は古さを生かしたハイカラな雰囲気だ。  同駅は今年2月に改修工事を終えたばかりで、この監修を担当したのも三角駅と同じ水戸岡氏。若桜鉄道の観光列車のデザインも氏によるもので、今年3月には第3弾となる車両『若桜号』が登場した。  観光に力を入れている鉄道会社で、若桜駅にはC12蒸気機関車や円筒状の給水タンク、列車を方向転換させる回転台なども保存。見学には入構許可証(300円)が必要だが、博物館ではなく本物の鉄道駅に展示されているのは貴重だ(※C12展示運転ならびに体験運転は、新型コロナ感染防止対策 のため当面中止)。

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June 14, 2020 at 03:40PM
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