1980年に漫画家としてデビューを果たした佐々木倫子さん。北海道出身のためか、「動物のお医者さん」や「チャンネルはそのまま!」など、北海道を舞台とした作品を多く手掛けています。そんな佐々木さんが描く漫画は卓越した表現力や個性的な登場人物たちが織り成すストーリーが魅力で、何度読んでも楽しめますよね。 【画像:ランキング9位~1位を見る】 そこで今回は、佐々木倫子さんの手掛けた作品から、3作品を紹介します。
●動物のお医者さん
『花とゆめ』1988年1号から1993年24号まで連載されていたのが、「動物のお医者さん」。主人公は、ひょんなことから獣医師を目指すことになった西根公輝(通称ハムテル)。ネズミ嫌いの友人・二階堂や「このカシオミニを賭けてもいい」というセリフでおなじみの漆原教授といった個性的な面々とともに、ハムテルがH大学獣医学部で送るユーモラスな日常が描かれました。 人間だけでなく、ハムテルが飼っているハスキー犬のチョビや三毛猫のミケなど、動物たちも個性豊か。「オレはやるぜ」「あそぼ」など、明朝体で書かれるセリフも「動物のお医者さん」独特の雰囲気を演出しています。男女問わず、いまなお多くの人に支持されている作品です。
●おたんこナース
「おたんこナース」は原作・取材を小林光恵さん、作画を佐々木倫子さんが担当した作品。1995年~1998年に『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載された医療漫画です。東京の病院に勤務する新米看護師、似鳥ユキエの奮闘ぶりを描きました。 おっちょこちょいな性格で、へこみながらも懸命に成長しようとする似鳥の姿に共感する人も多かったはず。全体的にはコミカルな作風ですが、受け持ち患者の死亡など病棟看護婦が避けて通れないシリアスな展開も描かれました。
●Heaven?
「Heaven?」は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』で1999年から2003年にかけて断続的に掲載された作品。ミステリー作家・黒須仮名子がオーナーを務めるフレンチレストラン「ロワン ディシー(この世の果て)」を舞台とした物語です。 レストランの開店にあたり仮名子が勧誘したのは、元美容師見習いの接客スタッフや定年退職した元銀行員のソムリエなど、まともにフレンチを経験していないものが大多数。仮名子の突拍子もない言動に振り回されながらも、自分にとっての天職とは何かを気付かされていきます。物語を読み進める中、スタッフ1人1人の心情の変化を楽しめる点が醍醐味でした。
●あなたが好きな佐々木倫子の作品は?
佐々木さんがこれまでに発表してきた作品から、3つを紹介しました。このほかにも、綾辻行人さんが原作を務めた「月館の殺人」や、「林檎でダイエット」など札幌在住の姉妹の日常を描いた「美人姉妹シリーズ」など、さまざまな作品を手掛けています。あなたが好きな佐々木倫子さんの作品はなんですか?
ねとらぼ調査隊
からの記事と詳細 ( 「佐々木倫子」の漫画であなたが好きな作品はなに?【動物のお医者さん、チャンネルはそのまま!など】(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/31Vcyzc
No comments:
Post a Comment