田中芳樹さんの小説『銀河英雄伝説』に登場するオリビエ・ポプラン。自由惑星同盟軍の単座式戦闘艇「スパルタニアン」のパイロットであると同時に、ヤン艦隊の中でも一、二を争うプレイボーイです。 【画像:ランキング37位~1位を見る】 とはいえ、ただの女性好きというわけではなく、総撃墜数250機を数える撃墜王のひとりであり、ユリアン・ミンツやカーテローゼ・フォン・クロイツェルに空戦の技術を伝授するなど新人教育でも才能を発揮しています。 今回は、そんなポプランの数あるセリフの中から3つの名言を紹介します。あなたが一番好きなポプランの名言はなんですか?
●人生の主食は酒と女、戦争はまあ三時のおやつだな
自由惑星同盟にクーデターを起こした救国軍事会議の第11艦隊との会戦に際して、勝敗が決しヤン・ウェンリーが降伏勧告を発している中でのセリフ。ポプランがプレイボーイであることは先述の通りですが、自身の中隊にウォッカやラムといった名前をつけるなど酒も相当好きらしく、実に彼らしい冗談と言えるでしょう。なお、「Die Neue These」版では後半部分がより戦争の緊迫感のあるものに変更されています。
●いいか、柄にもないことを考えるな。国を守ろうなんて、余計なことを考えるな! 片思いの、きれいなあの娘のことだけを考えろ。生きてあの娘の笑顔を見たいと願え
同盟軍の手に落ちたイゼルローン要塞に対し、帝国軍がガイエスブルク要塞を用いて攻撃した「第8次イゼルローン攻防戦」。ヤン不在のイゼルローンが苦戦を強いられる中、スパルタニアンで出撃する際に部下たちに対してポプランが通信で伝えたのがこのセリフです。セリフの内容以上に、ポプランの部下思いの一面がよく表れていますね。
●おれの生命のひとつごとに、一ダースの女がおれを必要としているんだ
ライガール・トリプラ両星域の会戦において、休憩中のポプランと同僚のエースパイロットであるイワン・コーネフとの会話。「ヤン艦隊に所属していたら、生命がダース単位であってもたりやしない」とこぼすポプランに対し、「お前さんの場合、一ダースの生命のひとつごとに一ダースの女が必要だし、何かとたいへんだな」と返すコーネフ。そこへさらにポプランが返したのがこの冗談です。親友同士の気のおけないやり取りが微笑ましいですね。 ここまで、オリビエ・ポプランのセリフを3つ紹介しました。陽気なプレイボーイらしく、冗談や女性がらみの発言が多いですが、時には熱い言葉も放つのが彼の魅力でもありますね。あなたが一番好きなポプランの名言はなんでしょうか?
ねとらぼ調査隊
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