
大胆なコンセプト
現地時間の8月13日、ブガッティはアメリカ西海岸で開催中のザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングにおいて、新型車ボライドの開発を正式にスタートさせたと発表した。 ボライドの存在が初めて明らかにされたのは2020年10月のこと。そのコンセプトは「排気量8.0リッターのブガッティW16エンジンを徹底的に軽量化したボディに搭載したら、どんなモデルが生まれるか?」にあった。 ブガッティはオクタン価110のレース専用燃料を用いることを前提として、最高出力1850ps、最大トルク1850Nmを発揮できる、と、推計。車重を1240kgに抑え、最高速度は500km/hを越えるとともに、ル・マン24時間レースが開催されるサルテ・サーキットでは3分7秒1、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでは5分23秒1を記録できる、と、算出した。 ちなみに、サルテ・サーキットでのコースレコードは2017年にトヨタ「TS050」が記録した3分14秒791、ニュルブルクリンクではポルシェ919ハイブリッド・エボが2018年に5分19秒546のコースレコードをマークしたが、ボライドの性能は、こうした純レーシングマシンと互角もしくはそれらを上まわるレベルにあるようだ。 もっとも、2020年に発表されたボライドはあくまでもコンセプトモデルで、走行可能な1台が試作されただけに過ぎない。しかし、発表後に世界中から大きな反響があったため、ブガッティはボライドの生産化を決定。それを今回、発表したのである。
2024年から納車開始
量産されるボライドは、コンセプトモデルとは異なり、通常のガソリンスタンドで手に入るオクタン価98のガソリンを使用する前提で開発されるため、最高出力は1600ps、最大トルクは1600Nm。 車重もコンセプトスタディよりやや増えて1450kgとなるが、それでもパワー・ウェイトレシオは1kg/psを切る0.9kg/psとなるので、驚異的なパフォーマンスを生み出すことは間違いない。 ちなみに、ブガッティ同様、ステファン・ヴィンケルマンがCEOを務めるランボルギーニのフラッグシップモデル「アヴェンタドールSVJ」は車重1525kgで最高出力770psを発揮するので、パワーウェイトレシオは1.98kg/ps。それでも、2018年に当時の量産車最速ラップタイムである6分44秒97をノルドシュライフェで記録しているから、量産型ボライドが一般的なスーパースポーツカーをはるかに越える速さを実現することは間違いないだろう。 ボライドは40台のみが限定生産され、2024年から納車が開始される予定。価格は400万ユーロ(約5億1800万円)と、発表されている。 ワンオフモデル/フューオフモデルに関する同社のポリシーに照らし合わせれば、これほど高価なボライドもすでに完売しているのは間違いない。
からの記事と詳細 ( 5億円超の新しいブガッティはなにもかもが規格外! 新型ボライド登場(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
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