そっくりどころか参考にまでされていた!
2)ホンダ トゥデイ(初代)とルノー トゥインゴ(初代) 1985年にホンダが11年ぶりにリリースした軽乗用車(登録上は4ナンバーの軽ボンネットバンだが)であるトゥデイ。当時のCR-Xをも上まわるロングホイールベースを誇り、1315mmという低い全高ながら、バスタブ型のフロアパンを採用して室内空間を確保した、元祖“低床低重心”モデルだ。 そんな初代トゥデイに非常に似通ったデザインを持つのが、1992年に登場したルノーのコンパクトカー、トゥインゴである。 トゥデイほど全高は低くないものの、可能な限り四隅に配置されたタイヤやフロントバンパーに食い込んだヘッドライト、短いボンネットなど、共通した意匠を持っており、一説には実際にトゥデイを参考にしたという話もあるほどなのだ。 3)ダイハツ ブーンルミナス/トヨタ パッソセッテと日産 ノート(初代)のリヤ コンパクトカーのブーン/パッソをベースにホイールベースを延長し、7人乗りの3列シート車に仕立てあげたブーンルミナス/パッソセッテ。本来であればシエンタの後継車種となるハズだったが、残念ながら人気車になることができず、一旦生産が終了したシエンタが復活するというミラクルの立役者となってしまった。 そんな同車を斜め後方から見たときにものすごい既視感に襲われた。それこそが2005年に登場した初代ノートのものだったのだ。 リヤゲート上端に配置されたテールランプユニットやリヤクォーターウインドウの形状、バーハンドルタイプのドアノブにバンパーに埋め込まれたリフレクターと、パーツの位置関係なども非常に近く、瞬時に見抜くのはなかなかに難易度が高いと言える。
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