“大の映画好き”であり自身も数々の映画に出演している稲垣が、映画監督や作家をゲストに迎えトークを展開する「インテリゴロウ」。李氏は、2001年公開『青~chong~』にて映画監督デビューを果たすと、2006年公開『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞などを受賞。その後も、『悪人』『怒り』など、人間の心の揺らぎを丁寧に捉えた話題作を多数輩出し、5月13日からは「2020年本屋大賞」で大賞を受賞した凪良ゆう氏の小説を原作にした作品『流浪の月』の上映が控えている。今回初めて李氏と対面を果たした稲垣が、待望の最新作について深堀りしつつ、同氏の素顔をひも解いていく。
今作の原作者・凪良ゆう氏は、一昨年に「インテリゴロウ」にも出演。映像作品をつくるにあたり、李氏が最初の脚本・初稿を凪良氏に渡した際のエピソードや、キャスティングをする際に意識していること、今作で広瀬すずや松坂桃李を起用した理由などを告白。また、映画『パラサイト』で撮影監督を務めた、ホン・ギョンピョ氏が今作の撮影監督を担当することを受け、カメラ技術の妙技や小道具へのこだわりなど、作品づくりの裏側を次々と明かしていく。
対談を終えて、李氏は稲垣に対し「自然に話がどんどん繋がるつながる方だな、と。(対談前は)もうちょっと寡黙でクールな印象でしたけど、アットホームな方でした」と印象の変化を語ったほか「映画に対して熱みたいなものが真摯にある方だなと、お会いする前から感じてたんですけど、会って話して直接その熱の高さを感じ取れて、同じ方向を向ける方だなと思いました」とコメント。世代の近い両者の映画トークは必見だ。
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からの記事と詳細 ( 稲垣吾郎&李相日監督『ななにー』で対談 『流浪の月』製作の舞台裏に迫る:山陽新聞デジタル|さんデジ - 山陽新聞デジタル )
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