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Thursday, May 26, 2022

どこなに旅「羅臼町」 - nhk.or.jp

apaituberita.blogspot.com

5月26日(木)の「ほっとニュース ぐるっと道東!」で放送した
どこでなにをするかを抽せんで決める「どこでなにする旅」
「羅臼町」「赤いの」「飲む」旅でした。

「どこ」で「なに」を「どうする」のかは抽せんで決めるコーナーです。
動画は→こちらのページでご覧いただけます。

ロケ裏話は…・・ 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
       (動画と裏話、お好きなほうからどうぞ)

抽せん会場には緊張感が漂います。

抽せんの結果……

抽せんが終わったら、ロケに出かける日程を決めます。
通常のテレビロケですと、撮影・音声・車両運転を担当するスタッフなどと日程を調整するのですが、このコーナーは1人ロケ

私の予定しだいでロケ日程が決められます。手帳を見て
「よし! この日にロケだ!」

皆さんが旅行に行くときには、旅先の情報をガイドブックやインターネットなどで調べると思います。
私だってプライベートな旅行のときにはそうです。何を食べようか、何を見ようか、何を体験しようか、何を買ってこようか……、調べてから出かけます。

しかし、このコーナーでは事前の検索は禁止
ネットで【羅臼 赤 飲み物】と検索したくなりますが、厳禁です。
予備知識がないからこその「偶然の出会い」を期待するコーナーなのです。

4月の「鶴居村の白いのを届ける旅」では、「60年続く商店の白いレシート」をスタジオに届けました。
まァ、こういうのは、事前のネット検索では出て来ませんわね。偶然の出会いです。
ワレながら、良い出会い、良いロケだったと思います(エッヘン)

さてさて、今回もステキな出会いがあるかなぁ~と、
期待(8割)と不安(2割)とを抱きながら羅臼町に到着しました。

これまでにプライベートでは何度も羅臼に来ていますが、こんなに晴れているのは初めて!
絶好の“アポなし”ロケ日和です。やったぜ!
(雨だと外出している人が少ないので、この手のロケは苦戦しがちなのです)

漁港に行くと、漁を終えて片づけをしている方に出会いました。

「羅臼で赤いものはないですかねぇ~」
「う~ん。メンメ(キンキ)は赤いけどね」
「飲めますか!?」
「魚は飲み物じゃないからダメだね~」
「そうですか。ありがとうございました」 _| ̄|○

しかし、内心は、ロケ1人目で【羅臼 赤 飲み物】の答えにたどりつかなくて良かった……なんてことを思ってしまったのも事実。
テレビ番組としては、“紆余曲折”があった上でのゴールのほうが楽しいですからね。

さて、2人目。

3人目。

4人目。

このほか、放送では割愛しましたが、「わからないですねえ」「赤い飲み物なんてないでしょう」「ないない」「ふんぎゃあ」などなど、インタビューした方からは【羅臼 赤 飲み物】はまったく出てきません。
(※「ふんぎゃあ」はベビーカーに乗った赤ちゃんです)

このコーナー2回目にして白旗をあげることになるかもしれない。
今回のお題が【羅臼町の白いのをあげる旅】だったら、それでゴールなのに……。なぜ赤い飲み物なんだ!!!

「赤、赤、赤、赤……」
意味もなくつぶやきます。


「赤、赤、赤、赤松……! 赤松俊理アナウンサーは羅臼町出身だったのでは!? ……いや、秩父別町出身だ……。そもそも飲めないじゃないか」

「今回は、大変かもしれませんねぇ」

期待8・不安2で始めたロケは、期待1・不安9の比率に大変化しています。
渋い顔。
長らく歩いたところで「喫茶」の看板が……。

飲み物といえば「喫茶」じゃないか! ダメもとで行ってみよう。

「こんにちは」
「はい、こんにちは~」

「赤いもの、ありますよ。母の日に子どもたちが贈ってくれて」

でも花は飲めません。

お仕事の手を止めて、店内で赤いものを探してくださいます。
申し訳ないです……。

あ!

私の目の前に出してくださったのが……

赤いフノリ!

3月に羅臼町内の方からたくさんいただいたものを冷凍して、
ちょうど解凍したところだったというのです。

私が「赤いですね! 赤いですよ!」と興奮していると、
鍋とネギを用意してくださっているじゃないですか!

【羅臼 赤 飲み物】=フノリのみそ汁!

このロケが完結するのは真夜中になるのではないか、
いや、徹夜ロケになるのではないか、
翌日もロケが続くのではないか、
いやいや、翌日はテレビニュース出演の予定があるから
きょうのうちにナンとしてでも仕上げなければ……と焦った状態で出会ったみそ汁は
なんとおいしく、なんとあたたかく、なんと心を揺さぶるものだったでしょうか。

私が放送の中で発した「羅臼の皆さんは、本当に親切ですね」という言葉は、呼吸をするかのように、ごくごく自然に口をついて出てきました。
羅臼町の皆さん、ありがとうございました!!!!!

ところで、このコーナーは1人ロケであると書きましたが、よく見ると喫茶店に入るときに、入口のガラスに「謎の人物」が映りこんでいます。

どういうこと!?
この人物については、次回以降の神門光太朗ブログで!

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