核兵器禁止条約に参加している国々が初めて集まる「第1回締約(ていやく)国会議」が、21~23日にオーストリアのウィーンで開かれます。核兵器を禁止する条約とはどういうものなのでしょうか。ロシアがウクライナに攻め込み、核兵器が使われるかもしれないとの懸念が高まる中で、会議では何が話し合われるのでしょうか。注目点をまとめました。
Q 核兵器禁止条約って?
A 核兵器をめぐってあらゆることを禁止する史上初めての条約です。かつて米軍が広島、長崎に原爆を投下したような「使用」はもちろん、開発したり実験したりすることも禁止しています。核兵器を使うとして相手を脅す「威嚇(いかく)」も禁止対象です。
条約は2017年7月、国連本部で加盟国の6割にあたる122カ国・地域が賛成して採択され、21年1月に発効しました。それぞれの国の議会などでの手続きを経て「批准(ひじゅん)」「加入」したのは今年6月14日現在、62カ国・地域です。おもな国は、オーストリア、ニュージーランド、メキシコ、アイルランド、南アフリカなど。そのほかの多くは南半球の小国や島国です。
Q 核禁条約はなぜできたの?
A 核兵器は、人類がこれまで…
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