街なかを見ていると、バンパーがへこんでいたり傷が残っていたりする車が多く走っています。
実は、「バンパー部分は金属ではないからボディよりも少額の修理費用で済む」……というのは過去の話。最新の車はバンパーの修理代が以前よりも高額になる傾向があります。
なぜ、ちょっとした傷やへこみでもバンパーの修理代は高くなってしまうのでしょうか?
近年の新車はバンパーに「センサー」を装着しているから
@Евгений Вершинин/stock.adobe.comバンパーに細かい円状の”物体”が付いているのを見たことはありませんか?その物体は「クリアランスソナー」と呼ばれるもので、安全運転サポート機能を働かせるためのセンサーです。
クリアランスソナーは、近くに障害物があるとドライバーへ危険な状態を伝えるほか、衝突被害軽減ブレーキを働かせるのに役立っています。
近年、販売されている新型車にはこのような安全運転サポート機能が搭載されています。バンパーの修理代が高くなってしまうのは、こうしたセンサー類が装着されていることも原因といえます。
試しに、トヨタで販売されている車種をチェックしてみましょう。
カローラシリーズ初となるSUV「カローラクロス」。Zグレードはクリアランスソナーが標準装備となっている定番モデルの「カローラ」をはじめ、いくつかの車種で上級グレードに、標準装備あるいはメーカーオプションでクリアランスソナーが用意されています。メーカーオプションで選択する場合、車両本体におよそ2万円程度の追加予算が必要となります。
からの記事と詳細 ( なぜガリ傷で10万円?「エーミング」ってなに?車の修理費が高額になる理由 (2022年8月12日) - Excite Bit コネタ )
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