伝統的な手織り物の「佐賀錦」や古い着物など再利用して作ったひな人形の展示会が、嬉野市で開かれています。
「みやびの雛展」という展示会には、佐賀県内や福岡県で活動する人形作家7人が手作りしたひな人形が並んでいます。
嬉野市塩田町のギャラリーには、佐賀の伝統的な手織り物「佐賀錦」で作ったひな人形や、江戸時代から昭和初期に着物や帯として使われていた古い布を使ったひな人形など、およそ300点が展示されています。
このうち佐賀市の伴和子さんの佐賀錦のおびなとめびなは、金ぱくや漆をはった和紙を細く切った縦糸と絹糸の横糸で、「ひし形」の文様を織り込んだきらびやかな作品です。
また、唐津市の緒方広恵さんのおびなとめびなは、かつて着物に使われていた風合い豊かな古い布が折り重ねられています。
おびなには桜があしらわれ、春の雰囲気を伝えています。
展示会を企画した小田真弓さんは「佐賀錦のきらびやかなひな人形をはじめ、佐賀ならではの多種多様なひな人形がそろっています。華やかで愛らしいひな人形をみやびな空間で楽しんでください」と話していました。
この「みやびの雛展」は嬉野市塩田町のギャラリー「志田の蔵」でことし3月31日まで開かれています。
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