マジョルカ首脳陣はMFイ・ガンインの売却を頑なに拒否の姿勢 [写真]=Getty Images
マジョルカは、今冬の移籍市場で韓国代表FWイ・ガンインに対する獲得オファーを頑なに拒否する姿勢のようだ。25日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ハビエル・アギーレ監督が率いるマジョルカは、ラ・リーガ第18節終了時点で勝ち点25の10位。ここまでチーム最多の8ゴールを挙げているFWヴィダト・ムリキと、正確無比なキック制度を武器に3アシストを記録しているイ・ガンインがチームを牽引しており、シーズン開幕当初は降格候補と目されていたものの、下馬評を覆す健闘を見せている。
マジョルカにおける攻撃のキーパーソンのイ・ガンインに対しては、国内外の複数クラブが関心を示しているという。『マルカ』によると、マジョルカ首脳陣は、今冬の移籍市場での同選手の退団を望んでおらず、いかなるオファーであっても受け入れるつもりがない模様。その為、マジョルカが設定する契約解除金1700万ユーロ(約24億円)を支払うことが、イ・ガンインを獲得し得る唯一の手段であることを報じている。
なお『マルカ』は、イ・ガンインがクラブの頑な姿勢に不満を募らせていると指摘しているが、シーズン後半戦への影響はあるのだろうか。
2001年2月19日生まれのイ・ガンインは現在21歳。バレンシアの下部組織出身で、2018年10月にトップチームデビューを果たした。しかしその後は、思うような活躍ができずに、2021年夏にマジョルカへの移籍を決断。同シーズンはキャリアハイとなるラ・リーガ30試合に出場すると、今季はここまで2ゴール3アシストを記録している。
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