BACK-ONが2月22日(土)渋谷TSUTAYA O-WESTにて『rebirth TOUR』ファイナル公演を開催した。
1月22日にデジタルミニアルバム「rebirth」を配信したBACK-ON。このリリースツアーでもある『rebirth TOUR』は、大阪・名古屋でのライブを終え、本公演がファイナルとなる。
リズムのビートが鳴り響くSEの中、KENJI03(Vo/Gt)、TEEDA(MC)、そしてサポートドラマー誇太朗が登場。キャッチーなメロディとは相反するように様々なシーケンスやギター、ドラムで複雑な音楽を奏でる彼らの音楽だが、ステージではシーケンスに合わせて生楽器を演奏するのはギターとドラム、歌うのはKENI03とTEEDAというシンプルな形態で挑む。
SEからの流れのまま、このライブの1曲目は「Good morning」から始まる。1曲目から煽りを入れるメンバー。そのまま「wimp」「flyaway」と続き、誇太朗のドラムに合わせてオーディエンスのクラップが起こり、それに重ねるようにギターのリフから始まったのは「Switch」。『We’re 単細胞』という“生まれ変わり”の真っ新な気持ちをそのまま綴った歌詞が今のBACK-ONを表しているのかもしれない。
TEEDAの「久々の懐かしい曲」というMCから始まったのは「DRIVE」。懐かしい曲の演奏にオーディエンスは手を振り応える。
彼らの人気曲「STRIKE BACK」「セルリアン」と続き、TEEDAのコール&レスポンスから始まったのは『rebirth』収録の「TOKYO BE-BOP」、HIP HOP調のラブソング「Misty rain」とたたみかける。
「僕の親友が結婚するタイミングで何か送りたいということで作った曲」というKENJI03のMCから披露されたのは「Shall we dance」。さらに「絶対に後悔させないライブにする」という宣言からギター弾き語りで始まった「flower」。観客ひとりひとりに「感謝」を届けるように歌うKENJI03とTEEDAの歌声を披露すると会場からは暖かい拍手が溢れた。
一転、琴のイントロから始まる「Clown」から始まり、「rebirth」「Carry on」とラストスパートに向け、立て続けに疾走感のある楽曲で勢いをつけると、「three two one」「DTM」といったラウドな曲を続けオーディエンスを煽る。
最後は2006年、バンドの最初のシングルとなった「Chain」のセルフカバー「Chain 2020」で本編は終了。
KENJI03とTEEDAを呼ぶアンコールに応えるかたちで再登場した3人。
KENJI03が「今回のアルバムは作っている段階で不安もあったし、アレンジも試行錯誤したけど、今の自分たちを形にした」とアルバムについて語り、「それを気に入って、ここにきてくれありがとう」と感謝を伝え、アンコールでは「ニブンノイチ」「with you」と続けて彼らの代表される曲を披露。
TEEDAのコール&レスポンスから始まったのは「ONE STEP!」。アンコールでバンドを代表する曲が続き熱狂する中、KENJI03が「昔と違って死ぬ気でやれてる自分たちがいます。また会いましょう」と語り、始まったのは「Milky way」。
メンバーは今あるすべての力とすべての能力をフルパワーで出し切った清々しい笑顔でオーディエンスに手を振ると場内は興奮と感動で包まれ、ワンマンライブは幕を閉じた。
同ライブでは6月14日(日)に自主対バンイベント『Bring the Noise Vol.2』が代官山SPACE ODDで開催されることも発表された。また、今回のセットリストは音楽ストリーミングサービスにてプレイリストが公開中。
“生まれ変わり”から更なる進化を続けるBACK-ON、今後も注目してみてはいかがだろう。
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February 25, 2020 at 05:00PM
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BACK-ON、“生まれ変わり”共有のワンマン『rebirth TOUR』ファイナル公演レポート|E-TALENTBANK co.,ltd. - E-TALENTBANK
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