
住宅ローンを組む際は、さまざまな諸費用が必要になります。その中の1つに保証料というものがあります。
この保証料というものは、いったい何のための費用なのでしょうか?そして、いくらくらい払うものなのでしょうか?今回は、保証料について詳しく解説します。
住宅ローンの保証料とは
住宅ローンの保証料とは、ローンを契約した金融機関が用意した保証会社に保証料を支払うことによって、契約者の不測の事態によって住宅ローンが払えなくなってしまった場合、保証会社が契約者に代わり金融機関にローンの残額を返済するための費用。
金融機関は住宅ローン資金を融資すると同時に、お金を預かっている責任と信用を守るため、リスク回避をすることも企業として求められています。したがって保証会社とは、金融機関が融資を回収できなくなるリスクを回避するためのものともいえます。
■保証料はいくら?
保証料は後に述べる支払い方法によって、その金額が変わります。今回は参考までに、りそな銀行の保証料についてご紹介します。
【金利上乗せ型】
保証料は借入金利に含めて計算します。具体的には、一括前払い型の借入金利に年0.2%を加えた金利です。例えば適用金利が1%だった場合は、1.2%が最終的な金利になります。
(参考:りそな銀行住宅ローン商品概要)
住宅ローンは借入金額が大きく、返済期間も長いため、0.2%の上乗せでも総返済額にかなりの差が出てきます。必ず、一括前払い型と金利上乗せ型を比較し、今後の返済計画も合わせて判断されることをおすすめします。
■保証料は審査結果によって変わる?
保証料は一律で決まっているわけではなく、住宅ローンの審査結果や借入期間・借入金額によっても変わります。
したがって、勤務先などの属性も審査に影響することから、重要なポイントといえます。例えば、公務員や大手企業で働いている方であれば、貸し倒れのリスクは低いと判断されるため、保証料が少なくなる可能性もあります。
■保証料なしの住宅ローンも存在する?
最近多く見られるネット銀行が販売している住宅ローン商品を中心に、「保証料不要」となっているものがあります。
■保証料なしの住宅ローンのデメリット
保証料が不要となるとかなりうれしく感じますが、その分デメリットも存在します。
・審査が厳しくなる傾向がある
保証料なしということは、返済不能となったときに保証会社を使わずに、銀行自らが抵当権を設定するということです。したがって、それだけ審査が厳しくなると思ってください。
・融資手数料が高額
保証料なしの住宅ローンのほとんどが、保証料を取らない代わりに融資手数料を設定しています。そしてその相場は借入金額の2%となっています。仮に3000万円を借り入れた場合の融資手数料は60万円になります。
しかも、これは税抜きの金額ですので、消費税が加わることでさらに高額になります。結局、総合的に判断した場合、保証料を一括前払いで支払ったほうが安く済むということもあり得ますので、複数の金融機関の住宅ローン商品を比較し、検討するようにしましょう。
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