ツキノワグマによる人身被害を受けて開かれた対策会議=富山市の県民会館で |
富山市の住宅街に出没したツキノワグマが相次いで住民に襲いかかり、二人が重傷を負う人身被害が発生したことを受け、県は十九日、県民会館で緊急の対策会議を開き、万が一の事態に備えた早急な情報共有を呼び掛けた。
被害は十七日、同市石田の住宅街で農作業中だった九十代女性がクマに気付いて転倒し、左足を骨折。その五分後に約二百メートル離れた場所で、農作業をしていた八十代女性が右腕と右足をかまれた。最初の被害が発生した約一時間前には、近くでクマの目撃情報が寄せられていた。
県によると、五月に住宅街でクマが出没するのはめったにない。四、五月のクマによる人身被害の84%は山中で山菜採りをしている最中の遭遇で、頻繁な出没は想定されないという。
一方で、県自然博物園ねいの里の間宮寿頼さんによると、クマが川沿いなどをつたって山中から町中に出没するルートは確認されている。間宮さんは「同じことがもう一度起きた時、クマの出没を住民にいち早く知らせて避難させることが大事。それだけで被害は減らすことができる」と呼び掛けた。
会議には県内の市町村や県警などから代表者ら約四十人が参加した。石井隆一知事は「官民を挙げてクマの被害が出ないよう、力を合わせていきたい」と語った。 (向川原悠吾)
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May 20, 2020 at 03:10AM
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クマ出没で県対策会議 早急な情報共有呼び掛け - 中日新聞
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