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Friday, July 3, 2020

【話題の本】『なにがあっても、ありがとう』鮫島純子著 - SankeiBiz

 ■コロナ禍で再注目の生き方論

 5年前に刊行されたエッセーが新型コロナ禍のなか再び注目され、増刷を続けている。著者は「日本資本主義の父」渋沢栄一の孫で当時92歳のエッセイスト、鮫島純子(すみこ)さん。

 本書では自身の経験などを踏まえ、病気やけが、つらく苦しいことも自分の心を磨くためにあり、ネガティブな問題にも落ち込まず、感謝に転換することで穏やかで幸せな日々を送れるなどと生き方を説いている。実際、交通事故や骨折にも「ありがとう」、詐欺にも動ぜず、犯人の心を案ずるほどの徹底ぶりだ。

 平成27年8月に刊行、1万5000部まで部数を伸ばしていたが、今年3月、鮫島さんがNHK「ラジオ深夜便」で人生論などを語ったところ注文が殺到。5、6月に各2500部の増刷となり、勢いは今も止まらない。

 あさ出版編集部長の田賀井弘毅さんによれば、読者層は年配女性中心で、「コロナで不安な日々をどう過ごしていけばいいか、教えてもらった気がする」の感想も。「人生に前向きになれるヒントとして、多くの方に知ってほしい」と田賀井さん。

 鮫島さんは現在97歳だが、このコロナ禍にも意気軒高。著書再注目に「励まされます」ともちろん感謝を忘れない。(あさ出版・1300円+税)

 三保谷浩輝

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