ウザくて、かわいくて、SUGOI DEKAI! 「宇崎ちゃんは遊びたい!」は、マイペースで1人の時間が好きな桜井真一(さくらい・しんいち)と、彼にまとわりついてくるキュートだけどちょっとウザめの後輩・宇崎 花(うざき・はな)の、ニヤニヤな距離感を楽しめるキャンパスコメディーです。 【画像:第5話振り返り】 5話は桜井の友人・榊(正確には木へんに神)が初登場です。桜井・宇崎の関係をニヤニヤしながら見る一人ですが、今まで登場した他のキャラとは異なるスタイル。これは一波乱起きそうです。
顔は良くて性格が悪い友人・榊
出番が多くともあまり語らないので、謎が多い桜井。特にアニメでは宇崎ちゃん視点の表現が増えたので、桜井の本音や環境について不明な部分は正直あります。その中でも謎の一つだった「友達はいるのか」問題について、今回答えが出されました。います。原作では「先輩が大学で真正(マジモン)のぼっちだと思われてたらかわいそう」だと作者が書くくらい。 友人の名前は榊 逸仁(さかき・いつひと)。金髪のイケメンで、女の子たちの引く手あまた。でもそちらにはあまり興味がないようで、みんなでどんちゃん騒ぎするよりはスマートに過ごしたい派。 一見するとさわやかで顔のいいステキな人間なのですが、興味のあることにくいつくとかなり厄介な性格が噴出します。 桜井と宇崎ちゃんのやりとりを見ていた榊。特になにがあったというわけではないのですが、二人の空気を見てピンと来ました「なるほどね」。 以降、進展しないお前らのこと俺がくっつけてやるよ、的なものすごい面倒くさいムーブがはじまります。 こういうのって悪気がない分厄介。彼は決して悪人ではありません。本当に桜井のことを思っている、と信じたい。ただ極度にデリカシーがないから困る。 榊「ところで二人はどこまでいったの? えっちなことした?」 仮に付き合っているカップルだとしても、性生活について聞くのは地雷すぎる。酔って絡んできたおじさんが聞いてきたらセクハラで訴えてもいいほど。なぜそれでうまくことが運ぶと思ったのか分かりませんが、少なくとも榊はあんまり深く考えている人物ではないようです。 宇崎ちゃんがあきれ果てながら「顔はいいけどけっこう最悪ッスねこの人」と素で答える、貴重なシーンを引き出したという意味では褒めたい。 かなり土足でずけずけ上がり込むタイプの榊。「えっちなことした?」発言は序の口で、桜井と宇崎ちゃんが「付き合っていない」と否定し続けても、付き合ってるんでしょ? と問い詰めてくる。「俺だって周りだってきっと疑う余地無いよ?」という主語の大きい発言はものすごーく嫌がられるやつ(まあ、あってますが)。桜井が相手にしたくなくて、アイスを買いに逃げるレベルです。 非常に厄介なキャラクターとして描かれている桜井ですが、この重要な発言だけは頭に残しておきたいのです。 榊「俺はサクのこと男友達で一番仲良いと思ってるけど そういう浮いた話今まで聞いたことなかったからさ」 多分本心でしょう。「一番」とさらっといえる大親友っぷり。そして唯一桜井のことを「サク」とあだ名で呼ぶ特別っぷり。榊は本気で、桜井のことが大好きなようです。 だからこそ、やりすぎてしまう。親が子供に彼女ができたときにあれこれ詮索してしまうようなノリに近いんでしょう。拒絶されても余計な親切心と興味が先走る。 今回の榊は面倒くさい一辺倒ですが、原作では以降「親友」かつ「悪友」ポジションとして、非常に味のある立ち回りを見せてくれるキャラになっていきます。
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August 09, 2020 at 05:30PM
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二人の微妙な関係に余計な手出しをしてもいいものですか?「宇崎ちゃんは遊びたい!」5話 二人をくっつけたい男・榊登場(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース
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