吉田町川尻の日用品メーカー「レック静岡第2工場」で7月に発生し、建物2階で静岡市消防局吉田消防署の消防隊員3人と牧之原署の警察官1人の遺体が見つかった火災で、4人は2台の空気呼吸器を全員で共有しながら救助を待っていたとみられることが5日、関係者への取材で分かった。建物中央付近にある階段室のドアが火災の影響で壊れ、1階で起きた爆発の煙が階段を伝って一気に上昇した可能性があることも判明した。
関係者によると、遺体が発見されたのは2階西側の階段付近。4人はすぐ近くに倒れていて、その中央に2台の空気呼吸器が置かれていたという。空気呼吸器は消防隊員のうち2人が装備していた。防犯カメラの映像などによると、4人は火元を探すため2階に上がり、2カ所ある階段から離れた場所に移動していた。1階で爆発が発生し、黒煙に包まれる中で階段を下りることができず、空気呼吸器を分け合っていたとみられる。
レック(本社・東京都)は7月中旬、学者ら外部の有識者3人と同社の2人で構成する事故調査委員会を設置。今後、工場内に保管していた過炭酸ナトリウムなどの材料が出火当時の条件で自然発火する可能性があるかなどを検証する実験を行う方針。
火災は5日、発生から1カ月を迎えた。市消防局職員や牧之原署員は同日、黙とうして殉職者の冥福を祈った。現場では県警が業務上失火容疑で現場検証を続けている。詳しい出火原因や4人が建物に進入した経緯などを調べていて、捜査は長期化する見通し。
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August 06, 2020 at 06:28AM
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死亡4人呼吸器共有か 煙、階段伝い上昇可能性 吉田・工場火災|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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