奈良県大和高田市の靴下メーカーが、ウクライナ国旗の色の靴下を販売し、売り上げの一部を寄付する支援を開始しました。
奈良県は靴下の生産量が全国１位で、大和高田市にある靴下メーカーは、地元の特産品を通じてロシアによる軍事侵攻で苦しむウクライナの人たちを支援したいと売り上げの一部を寄付することになりました。
白地にウクライナの国旗の青と黄色のラインが入ったものと、黒地に、青と黄色の糸で、平和の象徴のハトとハート形を刺しゅうしたものの２足セットを３０００円で販売し、配送料などを除いた２０００円を在日ウクライナ大使館に寄付します。
メーカーの工場か、ホームページから購入でき、今月２０日の販売開始からすでにおよそ５０足が売れたということです。
靴下メーカーの西垣和俊 社長は、「なにも罪がないのに悲しんだり苦しんでいる人たちに向けて、靴下の産地の私たちが何ができるのかと考えて、始めました。生活や暮らしのために役立ててもらえたらと思います」と話していました。
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