(黒住)
今もアイスショーでイナバウアーを披露されていますが、どんな思いが大きいですか?
(荒川さん)
アイスショーを初めて見る方もたくさんいらっしゃるので、イナバウアーの人が“イナバウアーやらなかったね”という思い出よりも、‘’イナバウアー見られたよ‘’っていうほうがうれしいかなと。私のエゴですね。
(黒住)
イナバウアーとの出会いはいつでしたか?
(荒川さん)
イナバウアーという技は誰しもがやっている中、プログラムを作っている過程で私は腰と背中が柔らかかったので「イナバウアーを反らせてみたら?」と当時のコーチに言われて、体の反り方がどこまでいくのかなっていう“好奇心”であのスタイルになりました。実際に反ってみたら、「いいね、おもしろい、あまり人がやっていない形だね」ということになって、“好奇心”からあの形になりました。
(黒住)
荒川さんの中では、好奇心というのが大きなものになっている?
(荒川さん)
好奇心が技を生むってイナバウアーを通じても思いますし、体の反り方で自分のふくらはぎをさわれるときもあって、それはおもしろかったですね。今どんな格好しているのかなと思いましたし、向こう側の世界を反対側に見ながら景色が反対向きに動いていくのがおもしろさでしたね。その好奇心が始まりでした。
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