その名の通り、展示物が何も置かれていない展示室を公開するという、普段何かしらの作品が展示されている美術館の珍しい一面を目にできる企画だ。
会期は7月4日(土)から8月27日(木)まで。観覧料は無料。
世田谷美術館による美術館在り方問う企画展
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の影響より、世界中の美術館が、施設本来の在り方を問い、展覧会などの事業を大幅に見つめ直している。【次回のお知らせ】「作品のない展示室」は7月4日(土)から。お楽しみに。 #世田谷美術館https://t.co/L5oUK64OFX
— 世田谷美術館 (@setabi_official) June 23, 2020
世田谷美術館は3月31日から6月1日までの約2ヶ月にわたる休館の末、マスクの着用などのいくつかの条件のもと6月2日から営業を再開(外部リンク)。
しかし、再開後も予定していた展覧会の準備に支障が生じ、海外から作品を借用することが難しくなるなど、将来の見通しが立てにくい状態が続いている。
同館では、美術館本来の在り方が問われる現在の状況を考慮し「作品のない展示室」の開催を決定したという。窓からの風景を眺めたり、これまで見てきた展覧会の風景との比較ができたりと、美術館の在り方を改めて考える機会を設けている。
多くの窓が設置され開放的な世田谷美術館
世田谷美術館は1986年の開館以来、美術品の展示以外にも音楽会やダンス公演などさまざまなプログラムを開催してきた世田谷美術館。建築家・内井昭蔵さんが、「生活空間としての美術館」「オープンシステムとしての美術館」「公園美術館としての美術館」をコンセプトに設計。
多くの窓が設置され、また周囲の環境と一体化しようとする開放的な空間で、四季折々の表情を見せる都立砧公園の景観とともに建物としても楽しめる。
「作品のない展示室」では特集として、「建築と自然とパフォーマンス」と題したコーナーを設け、これまで同館で行われた400本の音楽会やダンス公演の中から約40本を紹介。記録写真のスライドショーや記録映像をプロジェクション、チラシなどのアーカイブ資料も展示する。
なお、同館の2階展示室では、近年収蔵された作品に、それぞれにまつわるエピソードを添えて紹介する「ミュージアム コレクションⅠ気になる、こんどの収蔵品―作品がつれてきた物語」が、8月16日(日)まで開催されている。
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June 30, 2020 at 01:33PM
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世田谷美術館で「作品のない展示室」 何もない空間で美術館の在り方問う - KAI-YOU
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