
「娘は高校2年生。毎朝のお弁当作りはただでさえ大変なのに、感謝するどころか、送られてくるLINEはこれ(画像参照)。栄養バランスを考えて作っているのに、一気にやる気がなくなりましたね。ダイエット中なら、サラダチキンでも食べてろっての(怒り)」(44才・会社員) 家族間のラインの場合、他人相手と違って遠慮がなくなり、文章も命令形になったり、そっけなかったりと、“やってもらって当たり前”感の出るやり取りになりがちだという。ビジネスマナー講師の鈴木真理子さんが説明する。 「家族は関係性が深いため、日頃の会話の延長で、ついきつい言葉を選んでしまったり、怒りの感情に任せたメッセージを送りがちです。でも、家族だからこそ“親しき仲にも礼儀あり”の精神を忘れない方がいいですよね。友達はLINEでけんかをしたらしばらく会わずに済みますが、家族は家に帰れば顔を合わせますから、お互いにいい関係を維持する配慮をしたいものです」 家族相手に限らず、ラインのメッセージで激しい怒りを感じたら、すぐに返信せず、冷静になってから対応を。
同級生は過去をネタにしがち
「コロナ禍のため、リモートで同窓会を開催。幹事は大変でしたが、みんなとまたつながれて大満足でした。ところが、クラスでも目立たない存在だった私が幹事をやったのが気に食わなかったのか、マドンナ的存在だった花子から、労いにかこつけた嫌みLINEが送られてきたんです。ムカッとしましたが、言い返したら、私も同じになってしまう。そこで茶化して返したところ、花子の株が暴落。グループLINEに人の悪口を送るもんじゃありませんね(笑い)」(49才・会社員) 同級生同士のLINEでありがちなのが、過去のエピソードを掘り返してマウントをとる方法。過去は変えようがないので、取り合わないか、気にしないのがいちばんだという。 「グループLINEのような公の場面で、容姿について触れることは差別的ととらえられるのでマナー違反。セクハラやモラハラにあたる発言の場合、LINEの内容が証拠になる場合もあります」(鈴木さん) まさに親しき仲にも礼儀あり。LINEでの無遠慮なメッセージは控えたほうが良さそうだ。 取材・文/前川亜紀 ※女性セブン2021年7月15日号
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