たった1曲が「なにやってもうまくいかない」ばかりの音楽人生を救った――
バズへの期待と戸惑い、そして新曲“クエスチョン”に託した想いを語る
インタビュー=矢島由佳子
meiyoの“なにやってもうまくいかない”はTikTokを起点にバズを生み出した――と、一行で書くのはいとも簡単だが、実際はこの曲が広まった要因には多くのことが挙げられる。音楽活動を始めて苦節12年、お手上げ状態で「なにやってもうまくいかない」と吐き出した曲であったこと。自分の人生を昇華した曲には、科学では永遠に解けないような音楽と人間の力が宿ると改めて証明した。そして現在のmeiyoは、片足を軸足にして自分からぶらさず、もう片足は自由自在にいくつものシーンに足を踏み入れるような存在であること。meiyoの音楽はTikTok発のJ-POPでもあるが、ボカロ文脈にも接続し、meiyoのこれまでの活動やサカナクション・草刈愛美がこの曲を弾いていることを知る人はロックとしても聴くだろう。そのサウンドやmeiyoの表現・活動は、シーンの壁がますます溶けていった2021年を象徴するもののひとつだと言える。歌詞だけでなく会話の言葉もユーモラスなmeiyoのインタビューをここにお届けする。(矢島由佳子)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2022年2月号より抜粋)
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