川の中にすのこの仕掛けを組んであゆを捕まえる、伝統的な夏の風物詩の「やな」が大田原市の那珂川に設けられ、連日、多くの家族連れなどが訪れています。
大田原市の観光施設「黒羽観光やな」は、先月上旬、施設の前を流れる那珂川に、幅およそ5メートル、長さ20メートルの「やな」を設置しました。
「やな」は川を泳いできたあゆをすのこの仕掛けに導いて捕まえる伝統的な漁法に使われ、夏の暑さが続く中、家族連れなどが涼を求めて連日、訪れています。
8日の午前中はあゆがかかることはありませんでしたが、子どもたちが「やな」に上がって水遊びをするなどして、夏休みの1日を楽しんでいました。
この施設は、3年前の台風19号の大雨で壊滅的な被害を受けたため、基礎の部分に鉄骨を使うことで繰り返し設置できる新しい形の「やな」に去年、変更したということです。
小山市から訪れた小学4年の男の子は「魚を捕まえられなくて残念でしたが、涼しくて気持ちよかったです」と話していました。
「黒羽観光やな」の室井秀夫常務理事は「暑い中で冷たい川が気持ちいいと、多くの方々に訪れてもらっています」と話していました。
この施設の「やな」は、10月末まで設置されるということです。
からの記事と詳細 ( 伝統的な夏の風物詩 那珂川の「やな」にぎわう 大田原市|NHK 栃木県のニュース - nhk.or.jp )
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