囲碁名人戦リーグに元名人の張栩九段(42)が帰って来た。AI時代の到来とともにトップ棋士の年齢層は劇的に若年化したが、「彼らにかなわないとはみじんも思わない」と闘志満々だ。開幕直前のコロナ発症を克服し、8日、許家元十段(24)を破って白星スタートを切った。
張が井山裕太本因坊(33)をフルセットの末に破り、10期ぶりの名人返り咲きを果たしたのは2018年。翌19年、現在の芝野虎丸名人(23)に敗れ失冠。20年、仕切り直しのリーグ戦は2勝6敗で陥落した。
リーグ序列1位からの陥落は、およそ半世紀にわたる名人戦の歴史のなかで過去3人しかいない。なにがあったのか。
「世界で見ても40代以上の棋士で私を上から見下ろせる人はいない」。気持ちが入った張栩九段の復活までを囲碁担当の大出公二記者がたどります。
張の場合、リーグ戦のさなか…
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