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Wednesday, March 1, 2023

誰とでもうまくやれる「聞き上手の人」は、なにを習慣にしているのか? - Lifehacker JAPAN

apaituberita.blogspot.com

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タイトルからもわかるとおり、『慕われる人の習慣』(レス・ギブリン 著、弓場 隆 訳、ダイヤモンド社)のおもな目的は「人に慕われる技術」を磨くこと。

どんな表現を使おうと、「人に慕われる技術」を磨くことはきわめて重要である。実際、それよりも有意義な目標を見つけることは難しいくらいだ。

「人に慕われる技術」を磨けば、公私にわたり大きな支援と好意を得ることができる、と多くの成功者が断言している。(「はじめに 人間関係の達人になるために」より)

しかし、「人に慕われる技術」を磨くとどんな恩恵が受けられるのかを充分に認識している人はほとんどいないのだとか。その恩恵は単なる理論上のことではなく、実際に手に入れられるものばかりだというのに。

ほとんどの人は、「人に慕われる技術」を磨くことがどんなにたやすいかを知らない。

必要なのは人間の本性に対する理解と、すぐに実行できるシンプルな習慣だけである。

「人に慕われる技術」にたけた人は、その他大勢の人とは決定的に違う。具体的なことについては、これから説明しよう。(「はじめに 人間関係の達人になるために」より)

そんな本書で紹介されているのは、著者の長年にわたる経験と洞察に基づく“証明済みの普遍的な技術”。目指すのは、人とのかかわり方の基本の習得。なぜなら、それこそが「人に慕われる技術」を磨いて恩恵を受けるための近道だから。

こうした考えに基づく本書のなかから、きょうは第4章「聞き上手になる習慣」に目を向けてみたいと思います。

聞き上手が受ける3つの恩恵

相手の話に耳を傾けるスキルは、大きな武器になるもの。話しているときよりも聞いているときのほうが、人間関係を円滑にすることができるからです。なお、相手の話に耳を傾けることがもたらす恩恵には、次のようなものがあるといいます。

・相手の話を聞けば聞くほど好かれる。

・相手の話を聞けば聞くほど賢くなる。話すことよりも聞くことによって、多くのことを学べるからだ。あなたは自分の知識に相手の知識を加えることができる。つまり、2人の頭のほうが1人の頭よりもいいということだ。(後略)

・相手の話を聞けば聞くほど会話が上手になる。相手が話しているのを聞くとき、あなたは相手が自由に話す機会を与えている。相手の話を聞くことは会話の重要なポイントであり、相手の自尊心を高めて感謝される。(74〜75ページより)

このように、聞き上手であることのメリットは大きいわけです。(73ページより)

聞き上手になる5つのコツ

著者はここで、聞き上手になるための5つのコツを紹介しています。

1:相手が話し終わるまで相手を見つづける

聞き上手になるためには、それなりの努力が必要。そして、耳だけではなくメモ使うべきだと著者は説いています。聞く価値のある相手は、見る価値もあるものだから。なお、耳と目の両方で聞くと、次のようなことが起こるそうです。

・相手に敬意を払っていることが伝わる。

・相手の話を聞いていることを明確に示すことができる。

・言葉によるコミュニケーションと言葉によらないコミュニケーションの両方が同時にできるから、相手が言っていることの全体像がつかめる。(76ページより)

話している相手を見ることは、「人に慕われる技術」の重要点だそうです。

2:相手のほうに身を乗り出し、じっと耳を傾ける

相手の話に興味を抱き、ひとことも聞き漏らすまいとしているという印象を与えるということ。相手のほうに身を乗り出すと、誠実さが伝わって相手の心をつかむことができるわけです。これもまた、「人に慕われる技術」の重要なポイント。

3:質問をする

質問をすれば、自分が熱心に聞いていることを知らせることができます。また、質問は相手に対する賛辞の一種でもあります。したがって質問をすることは、意見を述べることより好ましいわけです。

相手への質問はきわめてシンプルでいい

・「それで、どうなったのですか?」

・「どのくらい時間がかかりましたか?」

・「どうやって結果を出したのですか?」

・「それをもう一度やってみたいですか?」

(78ページより)

こんなふうに質問すれば、興味を持ってもらえていると相手から感じてもらえるわけです。

4:話を途中でさえぎらず、話題を勝手に変えない

人は話をさえぎられると気分を害し、さえぎった人に反感を抱きやすいもの。もちろん、話題を勝手に変えるのも同様に失礼なこと。そのため「人に慕われる技術」を磨くうえでは、そこに注意すべき。解決策は、より辛抱強くなることだそう。

5:会話するときは、自分ではなく相手に意識を向ける

相手のことに意識を向けると、相手を引きつけることが可能になるもの。逆にいえば、自分のことにばかり意識を向けると相手は離れていくわけです。そこで、話すときは自分を中心にするのではなく、相手を中心にするべき。それもまた、「人に慕われる技術」のひとつだそうです。(75ページより)

本書を読み進めるにあたり、要点や自分の考えを余白に書きとめておくことを著者はすすめています。なぜなら自分の考えをメモしておくことで、本書の主張を自分のニーズに合った形にカスタマイズできるから。「人に慕われる技術」を確実に身につけるために、そうした作業を続けていきたいものです。

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Source: ダイヤモンド社

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