「G7」の「G」って何を意味するの? だれが参加するの? 広島で19~21日に開催される主要7カ国首脳会議(G7サミット)について、素朴な疑問にいちから答えます。
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サミットは「山頂」
Q 5月19日から「G7広島サミット」が開幕するね。でも、そもそも「G7」や「サミット」って何だろう?
A 「G」はグループ、「7」は7カ国を意味します。7カ国は、フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ。「サミット」は、英語で「山頂」という意味で、「G7サミット」はこれらの国に欧州連合(EU)を加えた首脳が参加する会合のことです。
G7の各国は毎年順番に「議長国」となります。2023年は日本が議長国を務め、広島市での開催に向けて準備を進めています。
世界経済や、気候変動といった環境問題、女性の権利など、世界が抱える課題について議論します。昨年は、ドイツのエルマウで開かれ、ウクライナ情勢や食料危機、気候変動への対応について議論しました。
最初にサミットが開かれたのは1975年11月。オイルショックなどを背景に、フランスで開催され、日本や米国などの6カ国が参加し、世界経済について議論しました。その後、カナダやロシアも加わりG8に。ロシアは2014年のクリミア併合で参加停止となり、現在はG7での開催となっています。(大野晴香)
初回はフランスの城が会場
Q サミットはどんな場所で開かれてきたの?
A 1975年に第1回が開…
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