本格的な台風シーズンを前に、都の東部に位置する五区(墨田、江東、足立、葛飾、江戸川)でつくる「江東五区大規模水害対策協議会」は今月、災害時を想定し、各区長が各区役所に留まってのWEB会議を初めて開いた。通信訓練も兼ねており、会議の前に、各区の担当者がパソコン動作やWi−Fi環境を確認した。
荒川の堤防決壊で水没の恐れがある低地が広がる五区は、二〇一五年に協議会を発足して議論を重ね、一八年には広域避難計画を策定した。昨年の台風19号の際、主に電話で連絡を取り合ったため、詳細な情報共有に困難が発生。できる限り素早く、正確に情報を分かち合おうと、都から無償提供されたWEB会議システムの通信を使うことにした。
会議は、足立区の近藤弥生区長の司会で進行。荒川上流域の新たな調節池の早急な整備を求める要請活動を今年も協力して進めることや、荒川に架かる京成線の橋のかさ上げに関し、橋の両側の足立、葛飾区だけでなく、五区の共通の課題としていくことなどを確認したという。
今回のようなオンライン会議の活用も再確認。斉藤猛江戸川区長は「これからの災害の備えとなる重要な取り組み。実際に(災害が)起きたとき、十分効果を発揮できるよう運用を積み重ねていきたい」と話した。 (井上幸一)
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災害時の情報共有を素早く正確に 都東部5区長、WEB会議を初開催 - 東京新聞
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