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Saturday, April 24, 2021

クリーミーにして爽やかな白ワインには……? タラの香草焼きだ! - GQ Japan

apaituberita.blogspot.com

冬のタラは、こうして食べる!

(映像会議用アプリMicrosoft Teams)
編集岩田(以下I) 小さなビストロでパテ(・ド・)カン(パーニュ)をつまみながら一杯のワインで粘る……なんて、最近はすっかりご無沙汰です。そうだ、今日の取材でエノテカ商品部の堤俊豪さんと話すので、新しいアテのヒントを見つけよう!

エノテカ 堤俊豪(以下T) 岩田さん、ご無沙汰ですね。コント・ラフォンが手掛けるマコンだったらなにを合わせるのがいいですかね?

I ぼくが教えてほしいですよ、それは。ま、とりあえずは試飲しましょう──。フム、まろやかですね。でも、酸味がシャキっとある。なんかムルソーみたい?

T 造り手のドミニク・ラフォンは”ムルソーの巨人”といわれる名手ですからね。かれがマコンで造ったのがこの「レ・ゼリティエール・デュ・コント・ラフォン」です。ぼくなら柑橘の果汁を入れたサラダとか、それから、タラの白子にクリームソースを合わせた料理とか、ああいう濃厚なものもいいかなぁ……。

I それ、部分的にいただきです。「タラの香草焼き」にしましょう。クリームほど重くなく、サラダのように軽すぎない味わいはきっとマッチしますよ。それにしてもこれで税込み4730円とは思えない味わいのワインですね。

T ドミニクさんは偉大なムルソーの造り手であり、そして偉大なマコンを造りたい一心で取り組んでいるんです。

I なるほど、ムルソーのような個性豊かなプルミエ・クリュ(一級畑)の土地の力にたよらずに、自分の力でスーパーなワインを造って勝負しようというわけですね。大した志だ。ぼくも「GQ」の看板に頼らないでいいものを書かないと。

T でも、岩田さん。「GQ」のような一級畑でなければつくれない記事もありますから。ドミニクさんのムルソーのような「記事」づくりをお願いしますよ!

I ……。お言葉、ありがとうございます。

【作り方を写真で見る!】

材料(1人前)

すだち 1個
タラの切り身 1切れ
ニンニク 半個分
コリアンダーシード 小さじ1
赤ピーマン 半個分
白ワイン 大さじ1杯
オリーブオイル 大さじ1杯
チャイブ 適量
タイム 適量
塩、黒こしょう 適量

【作り方】

オーブンに入れる5分前にタラの切り身に塩を振り、くさみをとる。
ニンニクをみじん切りにし、赤ピーマンを小さく角切りにする。
オーブン用の容器にオリーブオイル大さじ1、白ワイン大さじ1
を入れ、タラの切り身を入れる。赤ピーマンとニンニク、薄く
輪切りにしたすだちを2〜3枚と、タイムをひとつかみ入れる。
コリアンダーシード、黒こしょう、塩を全体に薄く振りかける。
200度に熱したオーブンで15分、焼く。
皿に移し、細切りのチャイブをかけ、すだちを搾って完成。

【レシピを考えたひと】

文・岩田桂視(GQ) イラスト・ジョー・マッケンドリー Joe Mckendry 写真・八木竜馬


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