花束を持つ醍醐虎汰朗（前列左から２人目）ら出演者。後列左は高嶋政宏
俳優の醍醐虎汰朗（２１）が１３日、主演映画「野球部に花束を」（飯塚健監督）公開記念舞台あいさつに共演の黒羽麻璃央（２９）、駒木根隆介（４１）らと登壇した。
クロマツテツロウの同名コミックが原作。醍醐演じるバラ色の新生活を夢見る男子高校生が、野球部に入部したことで過酷な青春の日々を送ることになるコメディーだ。
久々に集まったキャストは丸刈りから一新、髪が伸び、雰囲気が違う。誰ひとり１０代はいないが、みんな高１を演じ、撮影の一番のヤマ場は引退ノックだったという。一番若い醍醐でさえ「やってみて限界でした。脚が乳酸たまって立てなくなった」とそのシーンを振り返った。
醍醐は野球未経験で今回の撮影のため、野球を基本から練習。そんな醍醐を野球経験者の黒羽は「めちゃめちゃ才能がある。最初の時からできあがっていた。フォームもきれい」と野球センスに太鼓判を押した。醍醐も「草野球やりたいね」「野球チーム作りますか！」と話が膨らんだ。
その途中に熱血監督役の高嶋政宏（５６）がユニホーム姿でサプライズ登場。「おまえら、なに髪伸ばしてんだ！」と叫んで会場を沸かせた。
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