米ワシントンで11日午後(日本時間12日早朝)、「日米2プラス2」が開かれます。「2プラス2」という言葉。外交や安全保障のニュースでときどき出てきます。どんな内容なのでしょうか。解説します。
Q 「2プラス2」ってなに?
A 「外務・防衛担当閣僚(かくりょう)会合」という二国間協議の枠組みのことだよ。両国から外交と防衛を担当する閣僚が2人ずつ参加するから「2プラス2」と呼ばれている。国際情勢の変化を踏まえて、安全保障に関する新たな協力などを議論。その成果をまとめた共同発表に注目が集まるんだ。
Q 今回開かれるのが日米2プラス2なんだね。
A そう。日本と米国の場合は「日米安全保障協議委員会」というのが正式な名称で、日本からは外相と防衛相、米国からは国務長官と国防長官が出席する。
Q 今回は何を話し合うの?
A 日本は昨年12月、外交・防衛政策などの指針を示す「国家安全保障戦略」など安保関連3文書を改定した。防衛力を強化するため、相手領域内のミサイル発射拠点(きょてん)などを攻撃(こうげき)する「敵基地攻撃能力」を持つと宣言した。これまで日本は守りに徹(てっ)し、攻撃は米国に委ねてきたが、日本も攻撃の一部を担うことになる。日米の役割分担の変更(へんこう)を踏まえて、具体的な協力のあり方を議論する。
Q ほかには?…
からの記事と詳細 ( 【そもそも解説】日米「2プラス2」 だれが、なにを話し合うの?:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
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