11月15日、恵那東中学校の3年生が、SDGsを学べるカードゲームを体験しました。
今回体験したゲームは「2030SDGs」という、設定した目標を達成することを目標に2030年までの道のりを体験するゲームです。金と時間などのカード、交通インフラの整備などといったプロジェクトのカード、ゴールの条件が書かれたカードがあり、金や時間のカードを使用して各プロジェクトを実行し、条件を達成してゴールするために活動します。
生徒たちは12のグループに分かれ、それぞれのゴールのために他のグループと交渉したり、グループ内で活動の方針を話し合ったりして、積極的にゲームに参加しました。
ゲームは前半と後半に分かれており、多くのグループが前半を自分たちの目標達成のために活動し、後半は全体のために行動していました。カードゲームの講師を務めた、丸重製紙企業組合の辻晃一さんは、その姿を見て「現実世界でも同じ。まず自分が満たされてからでないと周りに目を向けられない」と話しました。
カードゲームの後、辻さんは生徒たちに「世界は思わぬところでつながっている。そのつながりを意識しないと、社会はよくならない。世界を変えることは難しいが、まずは自分から変えていこう」とメッセージを伝えました。
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